2011年 02月 27日
感動の話
中々更新出来ずにごめんなさい!
てっぺんの大嶋さんのブログより感動のお話を知りました。。
物凄く考えさせられ、物凄く号泣してしまいました。。
みなさん読んで見てください
【母の日】
中3の夏帆のお母さんが重い病で昨年11月に亡くなりました。
夏帆は、お母さんが入院している時には、お母さんの看病、お父さんと弟の弁当作り、家事全般、そして受験勉強と、15歳の女の子にとってはめまぐるしく忙しい日を送っていました。
事前にお父さんから知らされていた「お母さんが長くない」という事実、信じたくなかったでしょうね。
でも、それが現実になってしまいました。
中3の12月、夏帆が塾の授業が終わった後、相談があると言って塾に残りました。そして、椅子に座った途端、彼女は泣き出しました。
「お母さんに逢いたい」と号泣する夏帆。
親のいない寂しさは私にはよく分かります。私も、そばにいた同僚も涙が止まりませんでした。
少し落ち着いた夏帆に、私はこう話しました。
「夏帆、大変だったな。夏帆のお母さんが入院するという話を聞いたのは、確か夏の日だったね。それから、3ヶ月、夏帆は学校と塾と看病と家事と本当に頑張った。塾で夏帆を見るたびに、声をかけていたけど、先生にはそれしか出来なかった。ごめんな」
「ある本を読んでいて、先生はいいことを知った。人間は肉体と魂に分かれているらしい。そして、人間が死ぬと、魂が天国へ行き、そこで先に行った魂は、後から来る人を出迎えてくれるそうだ。それを知り、先生は決めたことがある。先生があと何十年かして死んだ後、両親に会ったら、きっと『この世ではどんなことをしてきたの?』って聞かれると思うんだ。そのときに、胸を張って『こんなことをしてきた!』って言える様な生き方をしようって、決めた。『さすが我が息子だ!』って褒めてもらえる生き方をしようって決めた」
「夏帆はどうする? お母さんに会った時になんて言ってほしい? 夏帆のお母さんは夏帆が高校に合格するのを楽しみにしていたね。夏帆、親孝行したくないか? 天国のお母さんに合格の報告しないか?夏帆ができる一番の親孝行は、高校合格やで」
夏帆は涙でボロボロの顔をあげて、
「先生、私、お母さんが出た高校に絶対に入る。そして、お母さんに絶対に合格を報告する!」
夏帆は以前は別の高校を志望していたのですが、お母さんが入退院を繰り返すようになってから、お母さんが卒業した高校を目指すようになりました。ただ、その高校が夏帆にとってはかなり難関の高校でした。
それから3ヶ月間、夏帆は学校が終わると、夕食の準備をしてから塾に来ます。夕方7時から夜12時頃まで猛勉強を重ね、休みの日は、午前中に家事を済ませ、午後から夜12時まで勉強という日々を送りました。それまでの夏帆からは考えられない姿がそこにありました。
3月17日、夏帆は入学試験を終えます。
そしてとうとう、翌週24日午前10時、合格発表の時がやってきました。
朝からドキドキしながら待っていると、私の携帯が鳴り、夏帆の第一声が、
「先生、受かったよ。お母さんに親孝行できた!先生、ありがとうございました!」
「おめでとう、夏帆! よくやった! さぁ、お父さんに連絡しろ!」
その後は、ただただ感涙でした。
誰かのために人間は頑張れるのですね。
夏帆によって大切なことを思い出すことができました。
今日は、大好きなお母さんの笑顔のために、熱く熱く生き切る一日にしよう。心からの感謝を込めて・・・
お母さん、いつもありがとう!
いかがでしたか?
最近自分が心に残った言葉で、「一日一生」という言葉です。
一日を一生で考えると一秒一秒が大切に思えてくると思います。
時間は無限にはありません、今日をどう生きるかの大切さをどれだけ感じて
いけるかとっても大切なように思います
masato
by ten060406
| 2011-02-27 18:24
| 『masato』のつぶやき