2013年 11月 02日
映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』
本日は、今年6月に観た映画をご紹介します
じゃんっ、『ビル・カニンガム&ニューヨーク』
映画全体を要約しているイラストを見付けたので…(笑)スミマセン拝借致します。ぺたり
「観たあとにほんわか幸せな気持ちになるファション・ドキュメンタリー」
という評判に惹かれ、日進店:宮口かなたと観に行ったのでした。
(お手洗いの真ん前ですが、カワイイかなたです♬)
本当に、とっても幸せな気持ちになりました。
見てください、このビルの笑顔。
なんて柔らかくて優しい笑顔をする人なのでしょう。
街で「撮りたい…!」という人を見付け、
ぶわぁ~~っと飛んで行く姿は真剣そのもので、仕事にも、出来栄えにも、自分にもとても厳しい人なのだと思うけれど(もしかしたら周りから見たら変わり者のジイさま…?)、
笑顔の力ってやっぱりすごいですね。
ファッションが大好きで、
仕事が大好きで、
大好き過ぎて、
恋愛なんてすっかり忘れてた(笑)
「ゲイ?ってよく聞かれるんだよ、
キミもそれが聞きたかったんだろ?」
ヒャッヒャッヒャ
と笑うビルはちっとも悲壮感なんてにじませてい
ないのに、でもなぜか、ほんわかした気持ちと共
にその長い月日を思うと少し胸がきゅんとなるよ
うな感覚がありました。
ビルの言葉のいくつかが半年近くずっと心に残っているのですが、
これは仕事への厳しさを感じさせるエピソード↓↓↓
ショーで披露された服をその後ストリートで見かけると、ビルは嬉しくなって、
それをお召しのふくよかなご婦人たちを好んで写真に納めたそうなのです
ビルとしては、
「 服は着られてナンボ…!
ショーで見られるだけではなく、着られてこそ服は幸せなんだ」という気持ちからだったのですが、
編集社は、同じ服のショーでのスナップとご婦人たちとを並べ、まるで、
「ショーでは素敵でも、ちまたで着られればこんなもんだ」と言わんばかりのレイアウト。
ビルは、ご婦人方を揶揄するためにストリートスナップを撮ったわけじゃない…!と怒り、
その雑誌・その社とは二度と一緒に仕事をしなかったそう。
もうひとつ痛快だったのが、ショーの取材中、観覧しに来たセレブたちが登場すると、そのきらびやかな姿に
パパラッチと共にファッションカメラマンも一斉にそちらへ駆け寄るのに、ビルは知らん顔。
「どうして撮らないの?カトリーヌ・ドヌーヴだよ…?美しいじゃないか」
と聞かれた時の、ニッコリ笑って即答したコメントが傑作でした。
「僕は タダで服を着ている有名人に興味はないんだ」
ですって!なるほど。
キレイ、美しい、というものは人を幸せな気持ちにしてくれますよね
この映画はとっつきにくいドキュメンタリーではないので、
キレイなもの・美しいものが好き、お洒落することが大好きという方にぜひ観てみていただきたいです。
映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』公式HP
予告編をぜひご覧になってみてください。ビルにつられてなんだかニッコリしてしまいます。
昨年、ヴィダル・サスーンの人生・功績を追ったドキュメンタリー映画を観た
日進店:渡邊勇也(TENのTSUTAYAと呼ばれる無類の映画好き…!!)が、
皆にその感想等を発表してパンフレットも見せてくれたのですが、
この映画もTENのスタッフ全員に観せてみたいです。皆は何を感じるんだろう…?
映画『ヴィダル・サスーン』は既にDVDが出ています♪(こちらは公式HP)
こちらもぜひ予告編を…!サイッコウにスタイリッシュです。
さりげなく使われている音楽もカッコイイ。
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by ten060406
| 2013-11-02 09:00
| あれこれコラム:from TEN